2016年6月14日火曜日

証券会社

私はいままでライブスター証券をメインに使ってきたのですが、この会社はできることがすごく少ないです。しかし現物取引だけしかしないならこんなにいい会社はないと思います。

なにより現物手数料が最安レベルです(10万以下80円、20万以下97円)。松井証券は現物10万以下だけは別格で無料という体系ですが、これは片道でも往復でも一日の現物取引が10万円分を超えたら30万までは300円取られてしまいます。
そしてライブスターはツールが結構使いやすいです。アラームラインを引いておけばポップアップで知らせてくれるところがまたGOOD。ドラッグで指値や逆指値を簡単に変更できます。

ところがライブスターはIPOの幹事をやらないのでIPOに応募できません。さらに単元未満株(ミニ株など)の取り扱いもありません。信用取引は可能ですが一般信用はなく制度信用のみです。貸し株もできません。ただスタンダードに現物をやる人のための証券会社と言っても過言ではないでしょう。知識がついてきてあれもこれもやりたいという人に向いている証券会社ではないと思います。

信用をやる場合、デイトレなら松井証券が優れています。1日信用の手数料が0なのです。松井なら一般信用もあります。次によいのはSBIだと思います。ここも一般信用はあります。ただしデイトレ特化の松井ほどの優遇措置はありません。

SBIが良いのはIPOの幹事を広くやっているところです。そして松井でもライブスターでもできない単元未満株が買えるという点です。さらにこの会社ならではというPTS(夜間取引)が可能です。なんでもできるという点でSBIに勝てる会社はないでしょう。総合力では断トツだと思います。

株コムは私のような貧乏人が使うには手数料体系が高すぎです。ただここは注文方法が多岐にわたっており、トレーリングストップが使えるのがすごく評価できますね。(現在は株コムの料金体系がかなり変わり、ライブスターに次いで安くなったそうです!)

基本的に松井とSBIの両方の信用口座まで使えればほとんどのことができると考えてよいでしょう。松井で10万以下の現物株を複数日に分けて買い、優待銘柄の所有条件をクリアするというテクニックもありますし、デイトレ信用をやるなら松井が一番良いです。IPOは各証券会社で幹事を受け持ちますから多くの会社の証券口座を持っている方が有利ではあります。ただし資金も分散されてしまいますが・・・

難点は現物手数料についてはSBIも松井も業界で一番高い水準というところでしょうか(窓口・電話取引除く)

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