2016年8月23日火曜日

市場に参加出来てません

セブン銀行(8410)が上の方に行ってしまったので触るのをやめてしまいました。
この水準だともう割安ではないです。
いきなり下に行ってもおかしくない株価だと思います。上に行っても旨味が少ないです。
別の銘柄をさがさないといけません。

今日はPCデポをずっと見てましたがやはりズドンと下がりました。
9日に決算が出て、1600円まで上げた銘柄がもう800台後半の株価です。
年初に800程度の値が付いているのでまずこの辺までは下げそうです。

この会社はいままでやってたこともひどすぎますが、今回問題になった家族への対応がまたひどいです。

80代の認知症のおじいさんを持つAさんが、デポ社長と話し合いを持つ事になったのですが、オブザーバーとしてライターの方を同席してもらうことにしたら社長がドタキャンしたそうです。

やましいことがないなら、誰が同席しても問題ないはずです。弁護士などの立会人は、話し合いの際に不利な約束などを結ばされないよう、専門家として「インチキを見張る役目」もします。

素人だけで出席させて、丸め込もうとしていた気マンマンだろうと言われても仕方ないですね。少なくとも、被害者のケアよりも、自分らの会社の評判のほうが大事だ、という姿勢をありありと見せたということになります。

また、この事件があった幕張の店におじいさんとAさんが訪問したら、部長職にある人が対応したのですが、「おじいさんが本人である保証がないので身分証を持ってこい」という対応をとったそうです。そのため、老人ホームまで身分証を取りに行かざるをえなかったとか。

確かに彼らが当事者でない可能性もありますが・・・契約などの個人情報について語る以上、本人でなかったら大変です。しかし融通の利かない役所のような対応でビックリです。

この場合、PCデポ側が老人ホーム側に電話連絡などをして在籍確認をし、可能な方法で本人確認を取ればよかったのではないでしょうか。

この会社の対応でいちいち気に障るのは「客のことをこれっぽっちも考えてない」態度ですね。
最優先されるのは自分らの立場であって、肝心の客に対しては不快になるようにわざわざ動いている感じです。

普段は真摯な企業が、なにかの行き違いにより事故事件を起こしてしまった場合、その後の対応で本質が見えてきます。まず被害を受けた客が何に傷ついているか、何に対して腹を立てているのか、何に不自由を感じているのか。

そのケアをすることイコール、当事者全員が幸せになる方法だと知っています。それは決して話し合いをドタキャンすることでも、店舗で門前払いすることでもないでしょう。

この会社には相手の立場をおもんばかる姿勢が微塵も感じられません。おそらく情報弱者をカモにする狩猟者の感覚ばかりが研ぎ澄まされ、客をエモノとしか見てないんでしょう。エモノに気を使う狩人なんていないですからね。

株価は会社の対応が正解なのか不正解なのか如実に判断してくれます。

私はこの会社を見ていて「アリさんマークの引越社」を思い出しました。アリさんマークの事件は客ではなく従業員が会社の体制についてクレームを出した事件ですが、ここでも会社側は従業員を人間扱いせずに奴隷やモノ扱いしていました。

近頃、儲かっている会社=すばらしい技術を持った会社という公式が崩れてきて、詐欺的会社がちらほら見えるようになってきました。嘆かわしい事態です。

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