2016年8月14日日曜日

サヤ取りによるヘッジ

昨日、ヘッジファンドが日銀の介入がある場合に「日経225を買い、TOPIXを売り」するという日経新聞の記事について書きました。

これはサヤ取りといういわゆる保険的売買としてはいいみたいです。
日経225はTOPIXより上がり幅が多くなり、TOPIXは日経ほどは上げないが追随して上げるような感じだと、日経の勝ち分がTOPIXの負け分よりも大きくなります。

つまりNT倍率が上がってるからN=日経を買ってT=TOPIXを売ってればNT倍率が上がった分だけ勝てる、NT倍率を指数ETFのように使った売買だということです。

これは日銀の買い入れるETFが偏ってる部分を狙った売買法です。
私のような一般投資家は、日銀の投下タイミングでどうせ日経もTOPIXも上げるんだから東1銘柄買っときゃいいじゃんと思いますが、機関投資家はリスクを取ることなくNT倍率が上がるほうに賭けるし、それで十分儲かるという考えみたいです。

というよりも、日銀介入でバカ上げするファーストリテイリングみたいな銘柄だけタイミング見計らって買うのがいいかもしれないですね。これを買うには私には種銭が足りませんけど。もちろん大幅に上げた後はリバも待ってますので上手な人が個別で儲けるのでしょう。

月曜以降は一旦下げに入る可能性が高いです。そして午前の下げを見て日銀がまた介入してくる流れかと。もういかに日銀の顔色を見るかで勝負が決まるような相場になってますね。

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