1つはブルームバーグで「日銀内に広がる持続可能性への懸念、量的・質的金融緩和-関係者」という日高記者の記事が出たことです。
これは為替が下に振れ、日経平均も下がるような記事です。実際にドル円はドル安円高方向に振れました。
もう一つがこのニュース。
【要人発言】黒田日銀総裁「ヘリコプターマネーは必要ないし、可能性もない」 #fx— 楽天FX (@rakuten_fx) 2016年7月21日
相当下がりましたね。
(速報)ドル円、一時106.044円まで急落 日銀総裁の発言を受けて #fx— 楽天FX (@rakuten_fx) 2016年7月21日
ところがこれは過去に実施されたBBCのインタビューがソースで、6月に黒田氏が発言した内容だと言われています。
ドル円、買い戻し ヘリマネに関するBBCの黒田日銀総裁へのインタビュー6月中旬に実施で #fx— 楽天FX (@rakuten_fx) 2016年7月21日
あわてて日銀広報が火消しを行いました。
中身はいつもと同じ=ヘリマネについての総裁発言で日銀広報
しかし翌日、為替は105円後半、日経平均も振るわず200~300円安を行ったり来たり。
結果的にこのインバース誤発注は大正解で、となるとこの手のニュースが出ることを知っていた人物が起こしたインサイダーだったのではないかという疑惑すら出てきました。
ここからまったく関係ない話ですが、22日(金)の大引け後に任天堂が異例のIRを開示しました。
『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について
以前から言われていたのですが、ポケモンフィーバーはよろしいが任天堂の取り分は少ないよ、と言う話です。すでにフェーズはサノヤスHDなどのポケモン関連株に移っていて、目端の利く投資家は任天堂から資金を引き上げていたとは思いますが、持ち越したホルダーにとってはこのニュースは大打撃だと思われます。
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