2016年7月23日土曜日

インバース誤発注の件と任天堂の冷酷なIR

一昨日の大引けで日経ダブルインバース(1357)が大量に買われた件ですが、その木曜の夕方~夜にかけてに2つほど気になる出来事がありました。

1つはブルームバーグで「日銀内に広がる持続可能性への懸念、量的・質的金融緩和-関係者」という日高記者の記事が出たことです。

これは為替が下に振れ、日経平均も下がるような記事です。実際にドル円はドル安円高方向に振れました



もう一つがこのニュース。




相当下がりましたね。



ところがこれは過去に実施されたBBCのインタビューがソースで、6月に黒田氏が発言した内容だと言われています



あわてて日銀広報が火消しを行いました。

中身はいつもと同じ=ヘリマネについての総裁発言で日銀広報


しかし翌日、為替は105円後半、日経平均も振るわず200~300円安を行ったり来たり
結果的にこのインバース誤発注は大正解で、となるとこの手のニュースが出ることを知っていた人物が起こしたインサイダーだったのではないかという疑惑すら出てきました。

ここからまったく関係ない話ですが、22日(金)の大引け後に任天堂が異例のIRを開示しました。
『Pokémon GO』の配信による当社の連結業績予想への影響について

以前から言われていたのですが、ポケモンフィーバーはよろしいが任天堂の取り分は少ないよ、と言う話です。すでにフェーズはサノヤスHDなどのポケモン関連株に移っていて、目端の利く投資家は任天堂から資金を引き上げていたとは思いますが、持ち越したホルダーにとってはこのニュースは大打撃だと思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿