そもそもこの方がなぜNHKをぶっ潰したいのかというと、20年前にNHKの経理部門に在籍していたときに、同僚が横領行為をしており、その仲間に自分も誘われそうになったという出来事が始まりだったようです。
こういう状況に人が陥ったとき、取るべき道は大きく2つ有ります。一つ目がその人と一緒に横領の道に入ること。そしてもう一つは拒否して無視することです。普通の感覚であれば2つめの道を選ぶでしょう。ただし後の選択肢を取った場合、色々な嫌がらせを受け始める可能性があります。
相手が大きな力を持っていれば持っているほど厄介なことになります。組織が腐敗していれば、上層部もこういった恩恵にあずかっているケースも多いはずです。捜査のメスが入った時に大量に検挙者が出て、その中に自分も入ってしまうと思ったら、全力で「自分たちに従わなかった、秘密を漏らすかもしれない人」を潰すことでしょう。
私がこの立花さんのケースなら、文春にこの事実をリークし、内部告発するなどという巨大なパワーが必要なことはできません。相手は国家権力にも等しい日本放送協会です。おそらく立花さんも最初はここまでやる気はなかったのではないでしょうか。おとなしくしていればたくさんのサラリーがもらえる身分でいられるわけです。動画の中で「自分は殺されるかもしれない」「NHKの人間は平気で嘘をつく」などと言っているあたり、かなりの嫌がらせを受けたのではないかと思われます。
漏らされては困る秘密を漏らす人物があらわれた時、巨大な組織がどのような行動に出るかは「トナミ運輸の串岡さん」の例を見ても明らかです。
私は残念ながら都民ではないのですが、有権者であったなら立花氏に一票入れたかもしれません。都政とNHKは直接関係無いですしこの方の肝心の政策について全くわかりませんが、人物的にはかなり信用できると思いました。ネタだと思った自分を殴ってやりたいです。
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