2016年7月29日金曜日

日銀会合の結果は・・・緩和有り(限定的)

事前に政府からさんざん煽られていた日銀ですが、今回の会合で緩和を決めました。


前場が終わり昼に近づく頃、黒田頭取が会合に向かっていく姿がニュースで報じられ、私はずっとその結果が出るのを待っていました。ご飯も食べずに。しかし時間切れで後場に突入、会合の結論が出たのは13時近くでした。きっとうなぎを食べながら多数決を採ったりしていたのでしょう。細部を決めるために遅くなる場合、緩和ありと前もって言われていました。

具体的な緩和策はETFに1年6兆程度を投入。ただそれだけです。緩和があっても為替は下がる。どうせろくな内容ではないから。と言われていたのですがモロにそんな感じでした。
私にとって幸いだったのは「マイナス金利の深掘り」がなかったことです。実は先日から現物で持ち続けていた銘柄は「セブン銀行(8410)」であり、なぜかこの8410が今日爆上げしました。



取得額は344円で500株、341円で300株、339円で500株でした。457700-443800ですから40万以上使って儲けはわずか13700円(手数料無しで)です。下手くそですね。

事前にグノシーで30000円ほど負けているのでまだ全然取り返せてません。

ところでセブン銀行というのは普通の銀行のようにマイナス金利の影響はそれほど受けないはずです。



以前にも書きましたがセブン銀行の下落が始まったのは4月末からであって、マイナス金利を日銀が導入した1月29日以降、株価は下降後むしろ上昇しています。



みずほもUFJも1月29日付近を境に低迷を続けており、ここがセブン銀行と明らかに違います

このことについてネット上で面白い記事を発見しました。
「株価プレス」マイナス金利のネット銀行への影響、じぶん銀行はプラスの影響だった!
さすが、セブンイレブンのオーナーの入出金と決済に特化した銀行、と銘打っているだけのことはあります。マイナス金利の影響はセブン銀行はプラスマイナスゼロ。金利が上がろうが下がろうが、決済手数料は関係ない、ということかと。

(この記事のソース元は週刊エコノミスト16/3/22のようです)

本日、私が観察していた限りではみずほフィナンシャルが前日比5~6%の上昇率、UFJが6~8%の上昇率のところ、セブン銀行は6~7%程度の上昇率でした。この上げの原因は「緩和の項目にマイナス金利のさらなる深掘りがなかったから」とされています。

マイナス金利政策で下げていたわけではないセブン銀行がなぜ上がるのか?それは2つ可能性がありそうです。一つはマイナス金利についてセブン銀行がほとんど不利益を受けないことを空売りしてる外資が知らない。だからマイナス金利の深掘りがなかったので空売りポジションを手仕舞った。

もう一つは早速日銀の介入があったのではないかということです。つまりJPX銘柄などに直接買いを入れた可能性。

どちらが真実かわかりませんが私にとってはラッキーでした。もうこれ以上下がらないよ、というレベルまで落ちていて、やっと上昇に向かっていた8410がまた売られ始めていたからです。今後また下がる局面で買おうかと思っています。

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