2017年2月27日月曜日

新しい証券会社

ライブスターには辛い思い出しかないのでこの際証券会社を変えたいのですが、すべてにおいて最高の証券会社というのは無いようです。

SBI証券…手数料が高い。PTSがある。一般信用空売りがある。IPOに強い。
楽天証券…手数料が高い。楽天RSSがある。ツールが優れている。情報が見やすい
SMBC日興証券…信用取引手数料が無料!個別会社の説明会が非常に充実。IPOに強い。
松井証券…1日信用手数料が無料!一般信用空売りがある。
岡三オンライン証券…岡三RSSがある。IPOの扱いがある。手数料が安い。
カブドットコム証券…リレー方式の注文が可能。トレーリングストップが使える。手数料が安い。
ライブスター証券…現物・信用手数料が最安クラス。
むさし証券…現物手数料が最安。信用金利が激安。

2個以上を併用するのが一般的みたいですね。
多くのトレーダーはSBIで発注、楽天で情報を見ているようです。
楽天は手数料がすごく高いのでなるべくなら普段使いにはしたくないですが、楽天は仕組みを変えたらしく口座を持っているだけの人には情報を見せない方針にしたとか。

本来なら楽天か岡三オンラインを使ってRSS連動のシストレをやるのが理想であり、最終型だと思っています。そのシステムの中身を市場の状態によって変えていくのが大切なのですが、まだそれに至ってません。岡三オンラインはこのところ手数料をかなり下げたので、ツールの使い勝手によっては普段使いにしても良いのですが・・・

現状私の好みなのがカブコムでの発注です。手数料的にはむさし証券。情報はどこから取るのが良いんでしょうね?

2017年2月20日月曜日

100株づつしか約定しない証券会社

発注には「同時注文」というものがあり、同時に複数の証券会社から発注が入った場合は注文の内容が分配されるそうです。つまり5社から発注が同時に入った場合、最小単元である(このケースの)100株x5=500株ごとにこの5社に分配され、各社100株づつ約定していくとのことです。

以下のケースでは8:59に発注したことから「場前の発注はすべて同時に注文したこととみなす」ルールにより、分配の対象になったようです。つまりライブスター証券にはこの件について瑕疵はありません。(2/27 22:30追記)

私はメインでライブスター証券を使っているのですが、この会社は色々とヘンなところがあります。

今日はセブン銀行の持ち株のうち400株を331円で売却しようと思い、331円売り板の一番うしろに並びました。



ご覧の通り8:59に一括で400株指値売却の依頼を出しています。

9:00に331円を付け、「あ、これは約定するな・・・」と思い見ていたのです



この9:00の時点で400株のうち100株だけ約定しました。



それから私は売りの依頼は出していませんし、変更も掛けていないので、9:00時点で100株だけ約定したということは、次に331円で約定したときに真っ先に残りが売れるはずです。ところが・・・



歩み値を見ると・・・



9:39に300株、買いが入ってるんですよねぇ・・なんでこれで100株しか約定しないの?



9:42時点でさらにまた100株しか約定してないですねw



約定履歴を見てみたら100株づつ約定してましたw

ツールの数量のとこが100株になってるから100株づつしか売れないのかな?と思ったのですが、そんな仕様ではないようです。これはあくまで発注時の数量を入力する部分です。

前からライブスターはなんかおかしいなと思っていたのですが(ストップの比例配分でも絶対に回ってこないとかw)、現物取引をするならここが一番手数料的に有利なので使っていたのですけど・・・こういうふざけた約定の仕方をするなら論外なので、よその証券会社に引っ越ししたほうが良いですね。

実は9:00の時点で400株売れてたんだと思います。一時的に下がると見込んだので下値で買い戻すつもりだったのです(100株しか売れなかったので100株だけ328で買い入れてますw)が400株全部売れた後はずっと上行ってましたね。

はっきり言ってこういうのを機会損失というのです。機会損失を招くような証券会社を使ってはいけません。

※約定メールも来てました。今考えると笑ってしまいます。



普通これだけ分割で約定することなんかありえないっつうの(笑)

ライブスターよりも手数料が安い証券会社を発見しました!これからカブコムとその証券会社を併用したいです。

2017年2月13日月曜日

セブン銀行の貸株機関

セブン銀行は現在空売り機関の大量空売りに遭っています。



AQR CAPITAL ... 0.51%
モルガン・スタンレー ... 0.83%
メリルリンチ ... 2.75%

合計 4.09%

ところで去年の9月末の時点での大株主は以下のようになっています。
ステート・ストリートの2.53%はメリル単独で空売りしていた時から使っていた(のではないか)と考えられる貸株元で、これは現在2.1%前後しか所持していないのではないかと思います。その理由は、昨年末までメリルは2.1%前後で買ったり売ったりを繰り返しており、これ以上空売りの追加ができなかったので揺さぶるしか方法がなかったと考えられます。



ところが1月に入った途端にAQRが0.51%、モルスタが0.83%、メリルが2.75%まで空売り額を伸ばしています。これは新たに貸株機関が増えたものと考えられます。
大体増えた貸株の量はおよそ2.1%から4.1%の2%程度で、これは三井住友銀とJPモルガン・チェースの保有株式2.45%程度の範囲内に収まります。

ここで少し気になるのが過去にセブン銀行のレーティングを行ったSMBC日興の動向です。


SMBC日興は御存知の通り三井住友(SMBC)系の証券会社です。レーティングを行う会社というのは必ず思惑がありまして、レーティングを下げた場合安く買いたいという意思があることが多いのです。

つまり三井住友銀行が株を増やすために11月初旬にレーティングを下げ、買い付けが終わったので12月末にレーティングを上げたとも考えられます。そうすると三井住友の持ち株数は増えている可能性もあります。三井住友が株式を増やしているなら、ここ単独で貸株をしていることも考えられます。

都合2%という鬼のような量を追加空売りしていた3社にもかかわらず、株価がそれほど暴落していないのは、大量保有してしまった三井住友が買い支えたのではないかという見方もできます。そうだとしたら更に三井住友の持ち株数は増えているはずです。

あるいはマシューズアジア単独で貸株をしている可能性もありますね。
このあたりは新しい大株主データが出てこないとなんとも特定できません。




2017年2月4日土曜日

セブン銀行 第三四半期決算



普通ですね。完全に無風です。

今回語られるべきなのは、半期配当が4.75円/株にアップしたことでしょう。






大した材料がないのに空売りしている機関は、実は株価を下支えする要因になっています。



メリルリンチが2.68%。モルスタが0.83%。AQRが0.51%。
全部足すと4.02%です。

これらの機関が空売っている間は、貸し株をしている大口は株を売ることが出来ません。
つまり大口を固定する効果があります。4.02%の現物安定株主と同じになります。

また、空売りというのは将来の買い戻しの予約権みたいなものです。それも強制買い戻しの約束です。買い戻すまで貸し株料と配当を払い続ける運命です。

現物ホルダーは、セブン銀行の発行株式全体の4.02%が買い戻されるのを、配当をもらいながら楽しみに待っていれば良いのです。

売っても売っても株価が大して下がらない機関は相当焦ってるんじゃないですかね?
セブンの今期はデビットカードを発行したりして手数料がかさんだはずですが、先行投資してもきっちりと利益が出ております。とても心強く感じます。