はっ！と気づいた事: 世間は舛添知事のニュースで騒いでます

舛添知事が「公私混同」な公費の使い方をしていたと話題になっています。
定例都知事会見の時間がその釈明に使われたようです。

でも今だからこんなに騒ぎますが、昔はこんなのまだいいほうで
公費の無駄遣いどころか賄賂リベートその他でカネまみれだったのが政治家ですよね。
歴代の総理経験者たちもほとんどが汚職やってたんじゃないでしょうか。

私が物心ついてからの総理経験者を並べていくと、
田中、三木、福田、大平、鈴木、中曽根、海部、竹下、宇野、森、小泉、安倍
(社会とか民主とか何か抜けたかも）

田中さん●。三木さん○。福田さん▲。大平さん●
鈴木○中曽根▲海部○竹下●宇野▲森●小泉○安倍▲　
●は文字通りクロ、○はクリーンで売ってた人、▲は微妙か別に問題がある人です。

政治家には大きく分けて4つのタイプがいます。
政治手腕の有り無しとクリーンであるかないかで分類されます。

政治家で最もいいのは政治手腕○クリーン○な人。
2番めにいいのは政治手腕○クリーン☓な人。
3番目は政治手腕☓クリーン○
一番ダメなのは政治手腕☓クリーン☓な人です。

私が見たところこの総理経験者で一番マシなのは小泉氏です。
ある程度政治手腕がありクリーンだからです。
しかし当時の多くの人は小泉さんより田中さんのほうがいいと思ったでしょう。

田中さんは汚職まみれでどうしようもないですが、自分の財産もかなり政治に投入しています。
つまり政治には金もかかるし、そのためには汚職やむなしと思ってたフシが有ります。
そして政治能力と人的魅力はピカイチです。今太閤と言われたように「人たらし」なのです。
政治的に成功ばかりではありませんでしたが、方向性は良い線行っていたし推進力がありました。

問題なのは国民がそういう人物を「この人は金にきちんとしてないけど政治能力はあるよね」
と許してくれるかどうかだと思います。そして現代はそういうのを許さない人が多いです。

田中氏が活躍した時代は、誰もが総中流という意識を持ち国を家族を豊かにしよう、
働けば豊かになれると考えていた時代だったので、細かいこと気にしてなかったのです。
��結局航空機会社の桁違いに巨額な賄賂の件で司法に裁かれましたが！）

今は格差がひどくなり、いくら働いても非正規で不満だらけの人が大勢いる世の中です。
そんな中、エリートコースに乗り不正やって私腹肥やしている奴なんて
大勢の中流以下で虐げられた人々が許すわけありません。
今、"文春砲"週刊文春がもてはやされ、いい加減なコトやってる人間をやり玉にあげる
世の中になったのはそんな時代背景があるのかもしれません。
(以前は文春は硬派でパパラッチみたいな雑誌ではなかったんです）

話がズレましたが舛添さんが生きてきた時代はそんな政治家がゴロゴロいたので
自分も許されると考えたのかもしれませんね。多分石原さんも大して変わらない経費の使い方
だったと思いますよ。

株の話ですが本日はHAMEEについては放置でした。