2015年12月29日火曜日

なぜ大手銀行は機関投資家に株を貸すのか

株をやっていると不思議に思うことがあります。
たとえばドイツ銀行などは、機関投資家たちに自前の持ち株を貸します。
借りた機関はものすごい売りをかましてくるのです。
こうなると株価は急落します。
株価は急落するので当然株の価値が下がります。

貸した銀行は損するじゃないのと思いますよね。
でも実際は貸株代をもらっているので利益は出ています。
自分たちが貸さなければ、機関はよそで借りて同じことをやるに決まっています。
結局株価は下がるのです。
そして貸株代も入ってきません。
機関は一時的に売っているだけで、最後は買い戻しますからその分だけは株価は戻ります。
結局貸した側は貸株代だけ儲かっている計算になります。

しかし本当はそうじゃないんですよね。
空売りすると一般のホルダーも逃げ出しますからかなり株価は下がります。
機関が買い戻しても元の値段まで戻るとは限らないんですよね。
怖い思いをした一般投資家は、その銘柄を二度と買わなくなるかもしれません。
機関が絡んでいると考えるからです。
ホント迷惑な存在ですね、機関は。
でも尻馬に乗って儲けている一般投資家がいるのも事実ですね。

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