KARAURI.NETをふと見たところ、セブン銀行(8410)に新しい空売り機関がエントリーしてきたようです。
http://karauri.net/8410/
AQR CAPITAL MANAGEMENTという英国の機関ですね。
0.5%を超えたので報告義務が出たようです。
メリルリンチが11日付で出した報告が+0.29%という大きなものだったので驚いたところに、今回は別の機関が出てきたのでさらにびっくりしています。
以前から売っていたところ、今回初めて0.5%を超えたから開示してきたのかどうか、という話ですが。
私は以前、ステート・ストリート銀に委託している機関が貸し株をしてるのではないか、という記事を書きました。
http://www.irwebcasting.com/20161107/7/0a1323d88f/media/20161104_J4_PRA.pdf
メリルが2.2%しか空売り出来ないのがその理由だったのですが。
ところが1月11日に2.4%まで売り込んできました。
さらに12日に0.5%追加で空売りしてきたAQR。
これは1月1週からステート・ストリート以外にも貸し株を始めた機関がいるか、ステート・ストリートが現物を増やして貸し株枠が増えているかのどちらかだと思います。
今まで2.2%あたりで揺さぶるしか方法がなかったメリルは、さらに売ることができるようになりましたね。
まあ、売れば売っただけ買い戻さなければならないし、泥沼なんですけどね。
しかし、11~12日あたりの数日でメリルが0.2%、さらに新規にAQRが0.5%売ったのに340円から330円までの10円しか下がらない、というのもまた変な話ですね。
買い方に耐性がついてきた感じです。
2017年1月16日月曜日
2017年1月6日金曜日
人民元の動向
中国、資本流出阻止に躍起 短期金利一時100%超
人民元の対ドル相場が中国本土外(オフショア)市場主導で急反発している。5日の香港外国為替市場の終値は1ドル=6.82元台と2日間で2%上昇。中国の通貨当局がオフショア人民元の流動性を絞り込み、翌日物金利が一時100%超に急騰した。中国本土では資本規制を企業から個人に拡大。なりふり構わぬ手法で資本の海外逃避を食い止めようとしている。
ビットコインが急落 人民元上昇で「パニック売り」
インターネット上の仮想通貨ビットコインの価格が5日夜、急落した。取引シェアの大半を占める中国では一時、直近の最高値から3割近く下落した。資本の海外逃避に神経をとがらせる中国の通貨当局が資本規制を強めたことで、5日の上海外国為替市場で人民元が大幅に上昇。資産拡大のためにビットコインを買っていた中国の個人らが慌てて人民元の買い戻しに走ったためとみられる。
いやーびっくりしました。
私はビットコイン現物建てでほんの少し口座にお金を残していて、
ここ数日の急激な上げに多少ニンマリしていたのですが、昨日の未明だけで一気に戻してしまいました。
いろんな見方がありますが、上のニュースで出ているように、中国本土の資本流出を嫌う当局が金利をありえない程高くするなど、普通じゃ考えられない手を使ってきたせいだと思います。
翌日物金利が100%超なら1年で2倍になる計算です。まあこんな金利がずっと続くわけはないのですが。
日本株にも影響がなければ良いのですけど。
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